
土には生命を育む力があります。お米、野菜はもちろん、畜産動物は穀物を飼料とし、魚は川で運ばれた土の栄養で育ちます。私たちは日々、土で育まれた生命の恵みを頂いて生きています。地鎮祭は、「とこしずめのまつり」ともいい、生命を育む土の神さまである「産土(うぶすなの)大神(おおかみ)」のお恵みに感謝を申し上げるとともに、土地の守護神「大地主(おおとこぬしの)大(おお)神(かみ)」に、この地で行う工事の旨を奉告し、作業の安全と完成後の堅固を御祈願する神事です。
建築工事は一生一度の大事とされ、また高度な匠の技を必要とすることから、古来より厳粛に神事が執り行われてきました。
土地の神さまの御神徳を頂いて建築される御新居の幾久しい安全堅固と、御当家の家内安全・子孫繁栄、御参列の皆様方の益々の弥栄(いやさか)を御祈念致します。
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